「お年始まわり」っていつまで?
私は主に名刺の作成を担当させて頂いておりますので、
12月に入ると、年明けに使用する「謹賀新年」入りのものを
作成することも多いです。
「謹賀新年」入りの名刺は仕事上の新年の挨拶まわりの際に使用されます。
そこで一つ気になりました。
はて、それではこの「謹賀新年」の名刺
使っていい期限はいつまでなのか・・・?
明確に「1月○日まで!」と決まっているものなのか?
いくつか調べてみたところ、「お年始の挨拶をする期限」自体が
「松の内」までという考え方が一般的だそうです。
松の内、というのはお正月飾りや門松を飾っておく期間のことです。
ところがこの「松の内」が案外くせもので、
概ね関東では1月7日まで、関西では1月15日まで、と
1週間以上のズレがあるのです。
また関東関西以外にも、独自の地方ルールもあったりするようです。
いずれにしても企業に当てはめた時、
多くの企業が1月5日前後まで冬季休暇になるため、7日を期限としてしまうと、
たった2日間ほどで挨拶回りをしなければいけない、いうことになってしまいます。
なので関西の松の内を知らずとも、自然と「1月15日頃まで」という
流れができているようです。
日本人は古来より節目の行事や挨拶を大切にしてきました。
新年の挨拶まわりの際、通常の名刺でも十分かも知れませんが、
せっかくですので年賀状同様に「謹賀新年」の文字が入った名刺も用意して、
新たな気分でスタートしてみませんか?
デザイン部:りこピン
2019年12月13日|その他