マーケティングのお話 その3

今回は、どうしたら仕事を作れるか?というお話です。

前回、基本的に印刷物を作るには目的が必要になります。昨今、その目的を果たすための手法が多様化しているために、印刷物という一つの手法が減ってきているとお話ししました。

では、我々はどのようなことに取り組み、仕事を作れば良いのでしょう?

まず、基本に立ち戻って考えてみましょう。

1.お客様にとって、自社はどんな会社?
2.お客様に喜んで頂いているのは何?

ポイントは、自社をお客様の視点で考え、把握することです。

今、お取引しているお客様は何らかのメリットがあって自社とお取引をしてくれています。
そのメリットが、品質なのか、価格なのか、デザインなのか、納期なのか、それとも、、、、。
我々が気がついていない(かもしれない)自社の強みが間違いなくそこには眠っています。
だからこそ、お客様の視点による分析が必要なのです。

最近「モノ売り」ではなく、「コト売り」が一般的になっているのも、こういった考え方が基本の一つになっています。

ちなみにここで言う「モノ売り」とは、自分たちの視点で自社を見て、自社の強みを作り出して、お客様に売り込むことです。
悪いことではありませんが、他社との差別化が明確ではない場合は、成果が上がらないことが多々あります。

どうしたら仕事を作れるのか?
そのヒントは、お客様との関係性の中に隠れています。
いまのお客様との関係を、より深く分析することが、仕事作りの第一歩です。

次回は、自社の分析について、お話ししてみようと思います。

ではでは。

営業部 高林

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