今日は一粒万倍日、だけど…

暦には、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の六曜、
正月7日(人日)・3月3日(上巳)・5月5日(端午)・
7月7日(七夕)・9月9日(重陽)の五節句、
節分・八十八夜・入梅・半夏生・二百十日・土用・彼岸・社日などの雑節、
年中行事などが書かれていますが、これらはまとめて暦注といいます。

暦にはこれら暦注の他に、
その日の吉凶を見る選日(せんじつ、雑注とも)というものがあります。
「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」はこの選日の一つで、
「一粒万倍」とは「一粒の種子をまけば万倍になって実る」という意味を持ち、
このことから「一粒万倍日」は何事を始めるにも良い日とされ、
特に開店、種まき、貸付け・仕入れ・投資などお金を出すことに吉日であると言われています。

今日はその「一粒万倍日」なのですが、
今日の暦にはもう一つあって、それは「不成就日(ふじょうじゅにち)」。
何事を始めても成就しないとされる凶日なのです。
せっかくの吉日がこの「不成就日」で帳消しになるという、
なんとも不条理な日なのであります。

で、近日で佳き日はないかと暦を見れば、なんと明日も一粒万倍日ではないですか。
不成就日ではありません。
出費を考えるのは明日が吉日です。

一粒万倍日は、
借金をしたり人から物を借りたりすることは逆に苦労の種が万倍になると
されていますのでご注意を。

デザイン部 中里