写る?写らない?

弊社で主に使用しているカーボン紙はノーカーボン紙という種類の紙です。

以前の内容と重なる部分もありますが簡単な説明を。

カーボン紙とは、用紙の裏面にカーボンインキを塗布することにより、複写を可能とした紙のことです。

対してノーカーボン紙は用紙そのものが発色するように作られています。

そのため反応させたい所だけを加工できるカーボン紙とは違い、用紙の全面が複写できるようになっています。

しかしながら書類の内容によっては、一部分だけ発色させないようにしたい、といったこともあるでしょう。

特に複写伝票で、納入金額を見せたくない場合、見えなくするといった用いられます。

 

そうした要望に応えるのがこの減感インキです。

 

 

この白いインキを塗布した面は筆圧等に反応せず、複写する下の紙に写らないようになります。

複写式のアンケート用紙の(いいえ)に赤丸をつけます。

1枚目

2枚目の紙は青く発色します

3枚目の同じ場所には注意書きがあるため、発色してしまうと文字が読み難くなってしまいます。

そのため減感処理を行い、文字を写らないようにします。

書面にメモ、備考欄等を設けても、このインキを使えば自身、あるいは自社で管理する用紙にだけ書いた内容を残すことができます。
特に、複写伝票で納入金額を見せたくない場合、見えなくする時に使用します。

使い勝手が劇的に変わる訳ではありませんが、ちょっと便利になる一工夫、一度加えてみませんか。

 

印刷部 k、t

 

 

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