大『どん天返し』!

ネットでサブスクなどをやらない私にとって
テレビは大変重要な娯楽。
毎日テレビ欄をチェックし
ドラマをせっせと録画しております。

最近のドラマは「考察」ブーム!
あちらこちら謎めいているが、
最終的に散りばめられた点と点が、
どのように線となり「伏線回収」をするのか
「考察」するのが楽しいそうだ。

「考察」を裏切る「どんでん返し」が起こるのか!
と視聴者が釘付けになるそうだ!

印刷には「どんでん返し」ならぬ『どん天返し』という
用語があります

印刷は印刷機にインキを転写させる版(ハンコ)をセットし文字や写真、イラストなどを紙に印刷していきます。

この時、どん天返しという面付けをすると、
版を効率よく使用し印刷することができるのです。

例えば
チラシ(表+裏)を印刷する場合の版(ハンコ)は通常

表面・裏面と別々の版(ハンコ)を用意しますが

どん天返しの版(ハンコ)は

半分『表面』、残り半分に『裏面』を付け片面を印刷後
版を左右で返し印刷することで、
表面・裏面別々の版(ハンコ)を用意せず
1つの版(ハンコ)で両面が印刷できる仕組み、
これが『どん天返し』

『どん天返し』の他に
『どんでん返し』『がんどう返し』『打ち返し』
などの言い方もあります。

印刷用語って、普段何気なく使っていますが、
どん天返し の『どん』って何の意味なんだろう。
考察はつづく・・・

デザイン部 93

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