「湯波」と「湯葉」
日光は「ゆば」の産地でもあるのですが、
表記は「湯波」。
ところが、同じ名産地の京都では、
「湯葉」と表記されるということで、
同じ「ゆば」でも字が違うのですね。
そして、字が違うだけでなく、
膜の引き上げ方も違うのだとか。
日光は、膜の中央に串を入れて引き上げるので、
二つ折りになり、厚くなる。
京都では、膜の端に串を入れ引き上げるので、
1枚で薄いのだそうです。
日光と那須は温泉地です。
「ゆもと」は温泉がわき出ている所をいいますが、
地名にもなっていて、
日光の「ゆもと」は「湯元」、
那須の「ゆもと」は「湯本」と書きます。
校正時には、注意!
デザイン部 中里
2019年7月11日|校正ノート