マーケティングのお話し その8
今回は「~~(何々)レス」のお話しです。
さて皆さんはこの「~~(何々)レス」という言葉からどんな単語を想像しますか?
最近よく耳にするのは「キャッシュレス」決済、ですね。
国の主導もあり、色々なサービスが乱立し始めています。
「他国では一般的だから」とか「オリンピックに向けて、観光客の利便性を」とか、
もっともらしい理由が色々言われていますが、本当の狙いは別のところ・・・。
〇ペイ、×ペイ、△ペイ、□ペイ、色々ありますが、その話はまた別の機会に。
話しは戻って、「~~(何々)レス」。
古くは、製品から線が無くなった「コードレス」、
その延長で、「ワイヤレス」。
カメラから鏡を無くした「ミラーレス」などなど。
便利さを求めて、色々な「レス」がつく言葉がありますね。
そして、我々にとっては無視できない「ペーパーレス」。
当初は、企業内のデジタル情報の共有化やコスト削減を目的に、
社内書類を減らす活動から始まりましたが、
近年のデジタルコンテンツ、モバイルデバイスの一般化により、
チラシ等の販促物にも「レス」化は進んでいます。
確かに、手軽に手の中で多くの情報をみられるのは非常に便利ですが、
紙媒体が減る事は、我々業種にとって大きな問題です。
しかも、この流れは止まる事はないでしょうから、どんどん「ペーパーレス」
は進んで行くでしょう。
しかしこの流れに身を任せていては大変です。
我々は、印刷会社として、企業として生き残らなければなりません。
だからこそ、印刷会社でありながら、
紙という媒体に固執するのではなく、「マーケティング」の考え方を取入れ、
お客様のもつ情報、「コンテンツ」を、お客様が望む事、喜ぶ事、
そして思いもつかない事へ変化させて、提供する事が
我々が生き残り、更に大きく成長するための、
「重要な営業活動」だと私は考えています。
ではでは。
追伸
前回、少しだけ印刷営業士という資格のお話しをしましたが、
晴れて先月、試験を受けた営業部員、全員合格しました。
これも「重要な営業活動」の一環ですね。
ご援助頂いた皆様、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
営業部 高林
2019年2月18日|その他