普通って難しい
名刺のお仕事をしていると、時々
「普通の、文字だけのシンプルなものでお願いします」
と依頼を受けることがあります。
しかし普通とは何ぞや?
縦書きかもしれないし、横書きかもしれない。
書体も明朝やゴシックがあり、筆書風のものもあります。
お客様の目指す「普通の名刺」とはおそらく
パッと目を引くほど突飛でなく、
かといって決してできが悪くないもの。
私の学生時代の恩師が
「人は『これがいい!』というビジョンが特になくても
『これはダメだ』という違和感は
すぐに見つけてしまうものなんだよ」
とおっしゃっていました。
はて・・・実は『普通』ってレベルが高いのでは?
「そうそう、こういう普通のシンプルなのがいいんだよ!」
という「違和感のないもの」をさらっと作りだせるような
スマートな仕事ができるように研鑽をしていきます。
デザイン部:りこピン
2018年12月11日|その他