色の三原色とは
木々の緑が日々濃くなってきて、あっという間に景色が変わって色の変化を感じる季節になりました。
今の色を表現すると萌黄色でしょうか?
さて、色と言えばどのようにカラー印刷ができるのか基本的なことを紹介します。
三原色とは・・・
光と色ではこの基本の3色が異なり割合を変えて混合すれば、すべての色を表すことができる『基本となる三つの色』のことを指します。
・光の三原色・・・
Red(赤) Green(緑) Blue(青)
色の三原色・・・
Cyan(緑みの青) Magenta(赤紫) Yellow(黄色)
それぞれの色の頭文字をとって
光の三原色はRGB
色の三原色はCMY
と呼ばれています。
色の三原色はCyan(緑みの青) Magenta(赤紫) Yellow(黄色)で構成されています。
色を混ぜるほど暗くなり、CMYが同時に重なると黒に近い色に見えることが特徴で「減法混色」とも呼ばれています。
プリンターのインクがCMY+K(黒)なのはこのためで、理論上CMYKで全ての色を表現できることになります。
【色の三原色の使用例】
カラー印刷・絵の具・ペンキ・染料などの色再現
光の三原色はRed(赤) Green(緑) Blue(青)で構成されています。
色を混ぜるほど明るくなり、RGBが同時に重なると白く見えることが特徴で「加法混色」とも呼ばれています。
TVやPCのモニターなどのような発光体では、この三原色を使ってさまざまな色の再現をしています。
【ひかりの三原色の使用例】
カラーテレビ・PC・スマートフォンのモニター・スポットライト・デジタルカメラ
印刷物のデザインの中で色の配色によってイメージが大きく変わります。私たち印刷する側としては、色によって色順を変えたり、ベタ面積によって、どのように版を付けるか等考えながら印刷し、常にいかに良い色が出せるかを工夫しながら楽しんで仕事に励んでいます。
印刷部 小太刀
2018年5月2日|ワークフロー