奥の深いインキの特性
3月に入り少しずつ春が近づいてるのが感じられる今日この頃です。
我が家の庭先では、水仙の花が咲き始め、木の芽も膨らんで暖かくなるのが楽しみです。
さて、私が毎日使用している印刷インキを紹介します。
今回はオフセットインキで自社で使用している物を上げてみます。
1 カラー用インキ(セットインキ)と言います。
1) 黄、紅、藍、墨と基本的に4色で写真は4色分解され、網点の重なりで色が出ます。
★MKインキ・・・機上では乾かず紙に印刷されると乾燥
★SPDインキ速乾性インキ・・・より早い乾燥
2 中間色・・・インキメーカーで作られている既製品(赤、青、緑)
3 不変色インキ・・・ポスター用インキ(紫外線に強い物)
★【印刷用紙によってのインキ量の違い】
コート紙(光沢のある紙)発色が綺麗で乾燥が早い
上質紙 (つやの無い紙)色がしずみやすくインキ量も多く使用し乾燥も遅くなります。
4 特色・・・既製品以外のインキ。あらゆる色を出します
★特色の場合は時間、費用、インキと通常の印刷より作業工程が多い分費用が高くなります。
以上、簡単に分別しましたが、私の担当する仕事はたくさんの色を
使っての仕事なのでとてもやりがいがあります。
早く、正確に、綺麗にをモットーに頑張っています。
お客様に喜んで貰えるよう工夫、改善をして良い商品作りをしていきます。
印刷部 M.K
2018年3月7日|道具