商品撮影 光と影
私は主に寝具の広告を制作させて頂いております。特に大変なのは、商品撮影なのですが、光の当て方次第で、その商品の表情は実に様々なものになります。大体は❸の順光で、商品の色がきちんと写るように、商品全体に光が回り込むように撮影するのですが、❶や❷のような撮影の仕方をすると、商品の質感(シズル感)が出やすくなり、ドラマチックな雰囲気になります。しかし、この場合、やや商品の色がきちんと再現出来なくなる場合があり(暗くなりすぎるなど)、デザインのコンセプトや、クライアントのご要望によって、使い分けます。
良い広告とは、掲載されている商品の魅力を100%、もしくは120%伝えられるものです。この“光と影”がそのカギを握っていると言っても過言ではありません。これからも「売れる商品写真」を心掛け、より一層の精進を重ねて参る所存でございます。
デザイン部 Shirohi
2017年11月6日|働く人達