今日は、七十二候では…

今の時季、七十二候では「水沢腹堅」さわみず、こおりつめる、と言います。
水の冷たさが増し、池や沢などに氷が厚くはりつめる時季です。
こう書いているだけで指先がキンキンしてくる気がします。
早朝に車を見るとフロントは白く氷となっています。
お湯で溶かすのですが、すぐまた凍ってしまうくらい。

二十四節気ですと、20日が大寒で、次が2月4日の立春です。
この間、三つに分けたのが七十二候ですが、
20日〜24日頃が「款冬華」ふきのはな、さく
款冬(かんとう)は、「ふき」のことです。
25日〜29日頃が、この「水沢腹堅」
腹は、ふくれていることを表します。
30日〜2月3日頃が「鷄始乳」にわとり、はじめてとやにつく
ニワトリが卵を産み始める、ということです。

今頃の気候を「三寒四温」と表します。
寒い日が三日続くと、その後四日温かい日が続くというように
寒暖を繰り返しながら春に向かっていきます。

デザイン部 中里

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