色・色々…
日常的に見慣れている信号機。
一般的に信号機の色は青・黄・赤と言われていますが、青と言うよりは緑ではないかと誰しも一度は思ったことがあるのではないのでしょうか?
あの色が青と呼ばれる理由には諸説ありますが、一つには古代日本における色の据え方という説があるそうです。
どうやら色の殆どを赤・青・黒・白に分類していたようで、緑という色は青の中に含まれていたそうなのです。
その名残もあって現代でも緑のものを青と呼称する習慣が残ったのだとか…
一緒くたに青といっても、このように色には幅があり、人によっては同じ色をオレンジといったり、はたまた黄色とするのです。
こうした微妙な色というのは、印刷物においても4色(プロセス4色:シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の重ね合わせで出すことが難しい場合があります。
そんな時にどうするかというと、
絵具を混ぜ合わせるようにインク同士を混ぜ、「色」そのものを作ってから印刷機にかけるのです。
こうした色は特色と呼ばれ、印刷物をよりイメージに近づけるために一役買っているのです。
印刷部/K・T
2016年11月11日|ワークフロー