清水の舞台から飛び降りちゃいますか!

「清水の舞台から飛び降りる」ということわざがありますが、
意味は『舞台から飛び降りるほど、必死の覚悟で実行(決断)する』という例え。
「清水」とは京都の「清水寺」のことで、実際に江戸時代は『清水寺の観音様に命を預け飛び降りれば、願いがかなう』との民間信仰の願掛けから清水寺から飛び降りた人がいたそうで・・・
江戸時代には飛び降り234人!死亡者は34人!!
高さは地上からおよそ12メートル!!!!!!
ビル4楷ほどの高さにあたる所からの飛び降りたにしては、死者が34人ですんだなんて。
現代の地面はコンクリートが主流ですが、江戸当時「清水寺」の周辺は木がたくさんあり、地面は土で柔らかかったから?まさか江戸の町民は全員水戸黄門に出てくる弥七だったとか!
そんな飛び降り願掛けも、明治政府が「飛び降り禁止令」を出してから、飛び降りる人が減ったとのことです。

さて、今回も印刷関係でしか伝わらない「業界用語」をご紹介。
その名も「飛び降り」
飛び降りとはどんな状態を指すのかといいますと、
縦組みの本文中に挿絵や画像などを文章中に配置することにより、上段の文章の途中で左下に続けたり一段飛び越える形になること。

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組版をしているとつい「飛び降り」がちだけど、「飛び降り」せずに美しい組版をする
それが印刷業界の粋ってもんよ!
さて次回は「拙者、転びそうになって手よりも先に顔面が地面に着地しましたから」切腹!!の『腹切り』についてご紹介します

デザイン部 93

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