紙の流れ目(縦目と横目)
紙は大きなロール状に巻き取られながら製造されます。このとき紙が流れる方向を紙目といいます。
断裁された印刷用の紙目は紙の長辺に対し水平に紙目があるものを【縦目(T目)】、紙目が垂直にあるものを【横目(Y目)】といいます。
紙目によって丸まり具合や、本なら開きやすさが変わってきます。用途に合った適切な紙目で印刷しなければトラブルの原因となります。
【流れ目の特性と紙目の見分け方】
流れ目に沿ったほうが折り曲げやすい
流れ目に沿ったほうが裂けやすい
湿気を吸収したとき流れ目の方向には伸びにくい
利益・生産管理室 若林
2016年10月3日|豆知識