雨 いろいろ……
梅雨入りの時期です。
雨に関する言葉を集めました。
●入梅(にゅうばい)
雑節※の一つ。暦の上での梅雨入り。実際とは異なる。
今年は今日(6月11日)が入梅。
堕栗花(ついり)という言葉もある。
栗の花が落ちる頃から梅雨入りを表す。
※二十四節気以外の、季節の移り変わりを示す名称。
●梅雨(ばいう・つゆ)
梅の実が熟する頃の雨期ということから。
●五月雨(さみだれ)
陰暦五月に降る雨で、梅雨と同じだが、
時期ではなく雨そのものをいう。
断続的にだらだらと続くことのたとえにも使う。
(五月雨式・五月雨ストなど)
●卯の花腐し(うのはなくたし)
梅雨のはしり。
卯の花(ウツギ)を腐らせるほど長く降り続く雨。
●驟雨(しゅうう)
にわか雨、村雨とも。急に降り出してまもなくやんでしまう雨。
対して一様に長く降る雨を地雨(じあめ)という。
●篠つく雨
篠をたばねて突きおろすようにはげしく降る雨。豪雨。
篠は、細くて群がり生える小さい竹のこと。
●ゲリラ豪雨
集中豪雨のこと。
気象用語としての正式名称は局地的大雨。
●雨模様(あまもよう・あめもよう)
今にも雨が降り出しそうな空をいうが、
最近では。小雨が降ったりやんだりする、
という意味で使われることがある。
●狐の嫁入り
日が照っているのに雨の降る天気。天気雨、日照り雨とも。
●遣らずの雨
帰ろうとする人を引き止めるかのように降り始める雨。
デザイン部 中里
2025年6月11日|ニュース