西方文化祭記念公演

 令和5年11月12日(日)、関東ホーチキにしかた体育館(西方総合体育館)で開催された『棚瀬敬太~津軽三味線コンサート』記念公演に行ってきた。
 棚瀬さんは栃木県出身。今年度の全日本津軽三味線競技会一般Aの部門で二位を寄せ付けず優勝したプロの若手実力者だ。演奏の合間のトークも笑いを誘うもので時間がたつのもあっという間。CDのPRもそつなく、買われた人へのサービス内容に会場大笑い。
 しかも、誕生日が今回のコンサートと同じ日の11月12日で、この日に21歳の誕生日を迎えたことを話すと、会場から一斉に拍手が起こり、奏者と観客が一体化したかのようだ。
 ソーラン節、どんぱん節、日光和楽音頭等北海道から栃木県までの代表的な民謡メドレーも演奏。割れんばかりのアンコール拍手、本人曰く、「想定内の津軽じょんがら節」で締めくくった。
 終演後、CD売り場には多くの人が列を作ったのは言うまでもない。
 今まで、プロの津軽三味線奏者の生演奏を聴いた記憶はないが、身近な場所でこんな素晴らしい演奏を聴く機会を与えてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。

総務部 彦座

« »