印刷物と版の枚数の関係
CTP出力担当の上田です。
(CTPとは Computer To Plate の略で、コンピューターから印刷用の板を直接出力する機械)
当社ではオフセット印刷機とオンデマンド印刷機の2種類の機械で印刷をしています。
オフセット印刷機で印刷するにはCTPで出力する版が必要です。
チラシの場合、1色なら版も1枚ですが、カラーの場合は青・赤・黄・黒の4色のインクで刷るため4枚となります。
冊子の場合、版1枚で8ページ分印刷できます。
例として96ページの場合、1色なら96÷8で12枚、カラーなら96÷8×4で48枚、版が必要になります。
カラーの印刷物が高価なのは単純に版が4倍必要だからです。
版1枚で約15万枚印刷可能です。印刷する枚数が多ければ多いほど1枚あたりの版のコストが下がっていきます。
デザイン部/上田哲也
2023年5月8日|豆知識