ペーパーレス化は本当にエコなのかな?

最近よく耳にする「SDGs」
SDGsとは =「持続可能な開発目標〈Sustainable Development Goals〉」の略称で
「誰もが平和で豊かに暮らしていける社会をつくっていこう」と
国連がかかげる17の目標(5つのP)のことです。
① People(人間):人が人らしく生きていくために、確実に保証されなければならない項目
② Prosperity(豊かさ):経済的な豊かさや、技術産業、インフラなどについての項目
③ Planet(地球):自然環境についての項目
④ Peace(平和):戦争や暴力や不正のない世界を実現するための項目
⑤ Partnership(パートナーシップ):目標を実現させるために、みんなが協力していくための項目

③ Planet(地球):自然環境についての項目で、
「紙は森林破壊だ!紙を電子化することでエコなのだ!」なんてことを聞きますが、
先日、日本製紙連合会会長とホラン千秋さんの対談記事を読んでいたところ、

”「健康な木を伐採し、紙を製造している」と思われがちだが、日本国内で使われている
紙の原料の64%は古紙、その他の36%は木材であり、決して新しい木をムダに使用しているわけではないのです。
更に無計画に伐採するのではなく、計画植林に基づき、植林した木を大切に育て9年目に伐採し、新たにその土地に植林する、を繰り返すことで、環境を守る仕組みになっています。”

日本製紙連合会ホームページより

すばらしい!

さらに、若い木はCO2をたくさん吸収してくれるので、
森林をただただ放置するよりも伐採↔植林をする = 若い木を育てることによって
地球温暖化防止にも役立っているのです!

最高じゃないか!

ちなみに、日本の古紙回収率は約81%、古紙利用率は約66%で世界トップクラス!

一度使った紙を回収し、再利用する
まさにこれぞ「SDGs!」

デザイン部 93

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