オンデマンド印刷機2台 ジャパンカラーに準規した色調整を行いました。
CTP出力担当の上田です。
(CTPとは Computer To Plate の略で、コンピューターから印刷用の板を直接出力する機械)
当社ではコニカミノルタジャパン様とリコージャパン様の2社のオンデマンド用カラープリンタ各2台・計4台を使用しています。
←コニカミノルタジャパン(株)Impremia C71
←コニカミノルタジャパン(株)Impremia C72
←リコージャパン(株)Pro C9210
←リコージャパン(株)Pro C7200
しかし、メーカーの違いから色が微妙に違うことがありました。
先日、リコージャパン様に、CMS(カラーマネジメントシステム)の色調整をお願いしてジャパンカラー(※)に準規した色調整を5日間掛けて行いました。
※「ジャパンカラー」(印刷物の品質基準の“共通の指標”として、社団法人日本印刷学会が制定したオフセット枚葉用印刷における標準規格)に基づき、全ての印刷物がこの「ジャパンカラー」の基準値になるよう設定し、“プロファイル”(記録したデータ)を作り上げます。ムラ、基準値との差異、グラデーション(階調)の限界など、様々な項目をクリアさせ、コニカミノルタジャパン様・リコージャパン様のオンデマンド用カラープリンタ、また、他の印刷機と色が合うよう設定しています。
色調整をお願いした結果、人間の目で見て差異がない位まで近似値の色調整が出来上がりました。
今後共、前回納品した印刷物と色の差異がないように、出力した色の状態の確認を確実にチェックし安定供給出来る様に品質管理をして参ります。
デザイン部/上田哲也
2021年11月1日|ワークフロー