6月のこよみ

明日から6月です。

陰暦6月の異称に水無月がありますが、
水無月の無(な)は本来「の」の意の格助詞で、
「水の月」=水を田に引き入れる月とも言われます。
他に、常夏月・風待月・松風月・鳴神月といった異称があります。

時候のあいさつ
初夏 向暑 梅雨 麦秋など

1日(火) 衣替え
この習慣は平安時代の宮中行事に始まりましたが、当時は更衣(こうい)と言いま
した。現在では更衣も「ころもがえ」と読みます。
4日(金) 歯と口の健康週間(~10日)
6月4日は「むし歯予防の日」
5日(土) 芒種(ぼうしゅ)
二十四節気の一つで、稲・麦など芒(のぎ=実の外殻にある針状の突起)のある穀
物を蒔く時期の意。
10日(木) 時の記念日
由来は671年(天智天皇10年)、大津宮に漏刻(ろうこく=水時計)が設けられた
ことから。1920年に時間に対する意識を高めるために定められました。
11日(金) 入梅
梅の実が黄色くなるころ。季節の移り変わりを示す雑節の一つで、実際の梅雨入
りとは異なります。梅雨入りの平年は6月7日ごろ、昨年は6月11日ごろ。
15日(火) 栃木県民の日
1873年(明治6年)、栃木県と宇都宮県が合併し、概ね現在の栃木県が成立しま
した。県庁は最初栃木町(当時)に置かれ、後に宇都宮町(当時)に移されまし
た。
20日(日) 父の日
発祥は1910年、アメリカで。当時既に母の日が始まっていました。
21日(月) 夏至
二十四節気の一つ。北半球では昼が最も長く、夜が最も短い。
30日(水) 夏越しの祓(なごしのはらえ)
6月晦日に行われる大祓(罪や穢れを祓う)の神事。
茅の輪をくぐり祓い浄めます。

デザイン部 中里

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