マーケティングのお話 その18
今回は「立場」のお話です。
よく仕事をする上で「お客様の立場に立って」という言葉を耳にすると思います。
例えば、製造業だったら、その製品を使う人の立場になって。
サービス業なら、そのサービスをうける人の立場になって。
ということになります。
人の考え方や物の見方は十人十色だから考えても意味がない、と思う人もいるかもしれませんが、これは企業において、物やサービスを、お金を対価として提供する上で絶対に必要で、
部署や役職も関係なく関わる人全てが持たなければならない考え方なのです。
なぜならば、お客様の立場に立っていない商品やサービスには、誰も対価を払わない、
つまり、企業活動(商売)が成り立たなくなってしまうからです。
常識的な話だと思われるかもしれませんが、これは日常的に意識していないと、
なかなか出来ない事なのです。
他にも「立場をわきまえる」「立場を考える」といった言葉もあり、
自分や周りが置かれている状況をしっかり理解して行動することも、とても大切です。
最近よく耳にする、コロナ禍で度が過ぎた会食を行ってしまった方々の例も、
自分がどのような立場にいるかをよく考えなかった結果なのでしょう。
私たちの仕事には、直接やりとりするお客様や、
その先の「お客様のお客様」がいらっしゃいます。
人は弱いもので、すぐ自分本位の考えになってしまいがちです。
だからこそ常に「立場」を意識し、考えて営業活動をしていきます。
ではでは。
営業部 高林
2021年4月12日|ニュース
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