平面と立体
少し前、大阪『かに道楽 道頓堀本店』の立体看板であるカニの脚が故障したことが
話題となりました。
実際の店舗に足を運んだことはなくとも知っている人は多いであろう、あのカニです。
町中に巨大なカニという時点でインパクトは強いですが、
実際のカニさながらの立体感が多くの人々の目を惹き、
長年親しまれてきたのでしょう。
もし、この看板が特段変わったところのない、
いわゆる普通の平面的なものであったのであれば、
ここまでの話題になったかどうかわかりません。
それだけ立体物というものは、人間の視線を集めやすいのです。
印刷物といえば基本的に平面的なものというイメージが強いですが、
折り紙のように手を加えれば立体的なものに仕上げることもできます。
特に材質が柔らかく加工しやすいという点は、
複雑な構造物をモチーフにした時、紙の大きな利点となり得るでしょう。
目立つ印刷物づくり、ちょっと試してみませんか。
印刷課 k.t