フォントにふぉんと
デザインの仕事をしていると多少なりともフォント(書体)にはまる時期が
あったり!なかったり!
日常で何気なくみている文字も、フォント(書体)にはまっていると、
テレビを観ている時に出てくるテロップも
「これは何の書体を使っているのだろうか・・・」と気になり、
テレビの内容が頭に入ってこない時もあったり!なかったり!
日常の文字とは?
例えば道路標識!
普段何気なく見ている道路標識ですが、
一般道と高速道路でフォント(書体)が違うのをご存知ですか?
一般道は、和文「丸ゴシック」欧文「ヘルベチカ」
高速道路は、「ゴシック(角ゴシック・新ゴ・ヒラギノゴシック)」
同じ標識でも、一般道路と高速道路では、フォント(書体)が違うのですね。
一般的に道路標識には「明朝体」は使用されません。
明朝体は横線が細く、縦線が太く形成されています。
横線が細いと遠くから文字を識別する際かすれてしまい、
文字としての認識が低下してしまいます。
そのため、道路標識には、横線・縦線の太さが均一な「ゴシック体」が多く採用されています。
↓明朝体の標識、和!感がでますね
普段見ているフォント(書体)も、意識をして見てみると面白い発見に出会えます!
他にも、iPhoneやiPadでの標準フォント(書体)は日本語は「ヒラギノ角ゴ」
欧文は「Helvetica(ヘルベチカ)」というフォント(書体)を使用しています。
ちなみに私の好きなフォント(書体)は
モリサワのこぶりなゴシック
ゴシックだと強調し過ぎ!
だけどヒラギノ系の角ゴだとバランスがうまくいかない・・・。
そんな時「こぶりなゴシック」は優しい印象と、
絶妙な文字詰めでバランスよく文字を組むことができるフォント(書体)です。
あっ!でも「新ゴ」もすてがい!
いやいや「A1ゴシック」もなかなかいい書体だな!
意外にTB系もいいかも・・・・・・・
フォント(書体)の世界は果てしない
デザイン部 93
2020年3月6日|道具