東京だよおっかさん!

2020年 東京オリンピック・パラリンピック開催まで、およそ1年となりました。
開会式チケットは最高で30万円!!!さっ30万円の席ってどんなヨ?
チケット売り上げ収益は820億円を見込んでいるとか・・・。
さらに東京オリンピックでの経済効果は約30兆円(大会直接効果2兆円、インバウンド効果28兆円)を見込んでいます。

ところで、インバウンドとはなんでしょう?
インバウンドとは、旅行・観光などで日本へ訪れる「訪日外国人旅行/訪日旅行」のこと。
東京オリンピックが開催される2020年には4,000万人突破を目標数値としてあげているとのことです。

ところで!たくさんの外国人が日本に訪れた際、言葉が通じない場所で目的地にたどり着くために必要なもの!分かりますか?
それは「ピクトグラム」です。
ピクトグラムとは文章で表現するのではなく「絵」で表現するものをさします。
なんとこのピクトグラム。日本で1964年東京オリンピック開催の時に、11人の若手デザイナー達から生み出されたものだったのです。ピクトグラムデザインは、著作権放棄によって全世界の案内表示として使われるようになりました。

世界共通「ピクトグラム」
絵だったらどんなものでも良いわけではありません。
どの国へ行ったとしても、共通で認識することが「国際標準化機構〈ISO〉」で定められているピクトグラムもあります。

例)車いすマーク、男性、女性

                             

これらのピクトグラムは世界共通、どこで見ても同じなので迷うことはありません。

日本では「男性」を青系で「女性」を赤系で表示している施設を多く見かけますが、世界的に見ると男女の区別はピクトのみで無彩色の場合がほとんどだそうです。また、アメリカでは1990年にADA法〈障害を持つアメリカ国民法〉によって、障害を持つ人々にも同じ情報が伝わるように、サインに一定のルールを設けているそうです。

例)トイレのマーク
男女の区別を日本のように「色」で区別をしてしまうと、視覚障害者には、どちらが男女が区別がつきませんが、アメリカでは、男性が「三角」、女性が「丸」と定めその内側にピクトを配置することで、視覚でもわかりやすく、また触れることにより形で「男女」の区別がつくようになっています。

       

 

2020年 東京オリンピック・パラリンピックに向けて、少しずつですがピクトグラムも改定されています。
実は見慣れている「温泉マーク」もその対象の1つなのです。
「新温泉マーク」あなたはもう見つけましたか????

デザイン部・93

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