色を出すだけじゃないインキたち

印刷用のインキと聞いて、皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
おそらく、多くの方が赤や青、黄色のようにメインとなるインキを想像することでしょう。
でも実はそういった目立つインキの他にも、印刷物を影から支える特殊なインキもあるのです。
使用頻度もそう多くなく、色鮮やかなインキと比べると一見地味な物ばかりですが、いざという時には欠かせないそれらを含め、いくつかインキのご紹介をしたいと思います。

まずは基本となる四色のインキです。

それぞれ、シアン(藍)、マゼンタ(紅)、イエロー、墨(黒)と呼ばれています。
多くの色はこの四色の掛け合わせから作られています。
ですが色合いによってはこの四色では出にくいものもあります。
その際に用いられるのが草(緑)や群青、金赤(朱色に近い黄色味が強く明るい赤色)などのカラーバリエーションの豊富なインキです。
そのまま使用したり、時には混ぜ合わせることで四色の掛けあわせでは綺麗に出にくい色に対応します。

そしてここからが少し特殊なインキのご紹介です。

まずは減感インキです。

色味の白いインキで、伝票等に用いられるカーボン紙の発色を防ぐ役割を果たします。

続いてはニスです。

木材等でよく聞く、ニス引きを想像していただくと分かりやすいでしょう。
印刷面の上から被せるインキで、印刷物の絵柄や用紙を湿気から守るなど劣化を防ぐ働きをします。

そして最後にドライヤーです。

こちらも字面から想像しやすいでしょう。
印刷物の乾燥を早める際に用います。
使用する時は、印刷機にセットされたインキに適量を混ぜ込んで印刷を行います。

いかがでしたかか?

少し馴染みの無いインキたちですが、印刷には欠かすことの出来ない、縁の下の力持ちのような存在なのです。

印刷部 k、t

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