当て字?造語?・・・

「危急存亡の秋」という言葉があります。
『秋』は「とき(時)」と読みます。
三国志がお好きな方はピンとくるかもしれませんが、初見で「とき」と読むのは
中々に難しいことではないでしょうか。

 ではなぜ「とき」と読むのでしょう。
調べてみたところ、どうやら穀物の実りをもたらす季節である秋は、当時の人々にとって
とても重要視されていたそうです。
そうしたことから、出典元である『出師表』では「この上なく大事なこと」という意味を込めて
『秋』としたのだとか。
一見、読みにくい言葉ですが、そうした背景を知ると成る程と思わされます。

 こうした当て字や造語といった手法は広告等にもよく見ることができます。
次第に暖かくなり、ぼうっとしがちなこの季節。
眠気覚ましも兼ねて、一つ新たな宣伝文を考えてみるのはいかがでしょうか。

印刷部/KT