首吊りご用心!!

なんだか物騒なタイトルですみません・・・。
けっして、わたくしが世を憂いでいるわけではありません。

では「首吊り」とはなんぞ?と申しますと・・・・
業界によっては、その業界でしか伝わらない「業界用語」が存在します。
今回は、印刷関係でしか伝わらない「業界用語」をご紹介します。
その名も「首吊り」

さて、首吊りとはどんな状態を指すのかといいますと、
横組みページの本文中最終行に見出し(タイトル)がつくことを「首吊り」と言います。

〈例えば〉
組版1このように、見出し(タイトル)が最終行にきて、本文が文頭にきてしまうことを、
「首吊り」と言い、組版ではご法度(禁止)となっています。

〈この場合は〉
組版2
これが正解!!

なぜ「首吊り」と言うようになったのかは解らないのですが。
昔の人は、ほんっと面白い言葉を使います!センスの良さに脱帽です。
最近では「首吊り」なんて言う独特の業界用語を使う人は減ってきていますが、
若い人達にぜひ受け継いでいきたいですね!

さて次回は「さよならは男と女だけじゃない『泣き別れ』」についてご紹介します

プリプレス部 93

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