ユニバーサルデザイン

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最近いろいろなところで目や耳にする「ユニバーサルデザイン」。
デザイン業界でも「ユニバーサルデザイン」を取り入れたものなどが官公庁を中心に増加傾向にあります。
それではこの「ユニバーサルデザイン」の意味、皆さんご存知でしょうか?

ユニバーサルデザインとは…【すべての人にやさしいまちづくり・ものづくり】

ユニバーサル(すべての人、みんな)+デザイン(設計・計画・考え)
=ユニバーサルデザイン(すべての人のための設計・デザイン)

国籍・年齢・性別・障害の有無といった能力の違いに関係なくはじめからより多くの人が使いやすいようにまちやものを作りましょうという意味があります。
混同しやすいものとして「バリアフリー」がありますが、これは今あるものを障害者やお年寄りのために後から使いやすく変え、「バリア」を取り除くという意味がありますが、一方の「ユニバーサルデザイン」は最初から「バリア」を作らずにすべての人が使いやすいものを作るという違いがあります。

「印刷物」のユニバーサルデザイン
印刷物としては、読みやすくわかりやすいユニバーサルフォントの使用や色覚障害者に配慮した色使い、見やすく分かりやすいレイアウトなどがあります。特に、官公庁など、多くの人が目にする印刷物をデザインする時はこの「ユニバーサルデザイン」を意識することが重要になります。

「心」のユニバーサルデザイン
「ユニバーサルデザイン」とは、まちづくりやものづくりだけではありません。
私たち一人ひとりが「すべての人にやさしく思いやりを持つこと」が「心」のユニバーサルデザインになるのではないでしょうか。

皆さんは心の「ユニバーサルデザイン」出来ていますか?

プリプレス部 nori

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